初心者webライターはスキルアップにつながる検定や講座を受けることによって、より収入面でも将来的にも高みを目指すことが出来ます。
そこで今回はwebライターのスキルアップにつながる検定や講座を、おすすめ10選にしてご紹介します。
Contents
初心者webライターのスキルアップにつながる検定10選
まず未経験からはじめた初心者webライターのスキルアップにつながる「検定」からお話しします。資格を身につけるとさらに収入アップになりますよ。
まだクラウドソーシングに登録されていない初心者webライターの方は、こちらを参考になさってみてください。
①全日本SEO協会主催「SEO検定」
持っているとライバルを差し置いてとにかく強い資格が「SEO検定」です。この資格を有するWEBライターというのはクライアント(依頼側)から「宝」のように扱われます。
クライアントが記事執筆を依頼する本質的な部分は「売上げアップ」で、検索画面上で少しでも上位表示につながる記事作成をしてくれるWEBライターの需要はかなり大きなものです。
実際に私も依頼するとき「SEOに詳しいWEBライター」を選びたいのは至極当選で、最終的な目標「検索結果の上位表示」をめざすためのとても頼もしい味方となってくれるため率先して選んでいます。
この全日本SEO協会が全国各地で年1回実施しているSEO検定は4級~1級まで設けられており、4級ではウェブの世界全般の基礎知識、3級や2級になるとWebマーケティング技術、1級では最前線のSEO効果を生み出す知識が得られるような内容です。
実際に私もこのSEO検定を受講してきましたが、受験合格を果たした後は依頼される機会も増え比例して収入アップへつなげることが現実として出来ています。
それくらいWEBライターにとって強い資格になるので、まずライターとしての資格取得を考えるのであれば「即戦力」となるこのSEO検定から受講することを強くおすすめします。
参考:初心者Webライターがまず目指すべき即戦力「SEO検定」とは?
②ビジネス著作権検定
出展:ビジネス著作権検定
webライターを職業とする場合にどうしても避けられないものとしては著作権の問題があります。
色々な引用などを活用する際にも最低限の著作権のルールは把握しておくべきですが、基礎から応用まで幅広い知識を測定する検定としてビジネス著作権検定を受ける方も多くいます。
このビジネス著作権検定ですが、一般社団法人知的財産教育協会が監修の元で、サーティファイ著作権検定委員会が主催をしてるもの。2004年に設立され比較的新しい検定であり、初級と上級を選ぶことができます。
初級の合格率は50%程度で、上級の合格率は36%ほど。適切な知識を持っていないと受かるのは難しいだけあってチャレンジしてみる価値はあります。
最近ではインターネット上での著作権も問題となっており、これからリアルでもネットでもwebライターを目指す方には、このビジネス著作権検定を持っていると仕事面でも大幅な信頼向上に繋がります。
③日本語検定
出展:日本語検定
日本語は世界の言語の中でもかなり難しい形式となっており、知っているようで知らない基礎知識は多くあります。
そんな基礎的な知識や総合力、運用方法を測定する検定として人気があるのが日本語検定です。webライターだけではなく一般的なビジネススキルとしても日本語検定は人気があり、入試や入社試験でも有利になるケースもあります。
日本語検定は特定非営利活動法人日本語検定委員会が主催しており、1級~7級までに分かれています。7級は小学校低中学年レベルですが、webライタークラスともなると2級あたりは持っておくと仕事面で十分なアピールになります。
昨今ではネットのwebライターの文章力が問われていることもあり、色々な分野やプラットフォームでのwebライターを考えている人にこそ、今一度基礎的な知識を測定できる日本語検定はおすすめです。
④WEBライティング技能検定
WEBライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定協会が認定する民間資格です。
これからwebライターになりたい、自己流だったけどライティングの基本を身に着けたい、といった人のための検定になります。
WEBライティング技能検定は月1回WEB上で受けられる試験です。90分の試験で試験料が6,000円となりますが、WEBライティング技能検定を受けるには”WEBライティング技能検定講座”を購入して教材で勉強しておく必要があります。
WEBライティング技能検定を受けることで、ライティングのスキルの証明になります。ライティングの報酬アップや受注増加につなげられるなど、webライターとしてのスキルアップや信用アップに生かせる検定です。
⑤WEBライティング能力検定
クラウドソーシングでライティングの仕事に取り組む人が増えていることから考えても、webライターとしてスキルを磨いてより多くの仕事を確保し、より稼げるwebライターを目指すならWEBライティング能力検定講座を受講されるのがおすすめです。
WEBライティング能力検定は日本クラウドソーシング検定協会が行う民間資格で、講座を受講する事でライティングの基礎スキルやビジネスマナーが学べ、さらに難易度の高い案件に向けてスキルアップできるライティング技能の向上が図ることができます。
また自分のスキルに自信が持てるようになり、WEBライティング実務士としてライティングスキルが客観的に証明されるメリットもあります。その結果としてより多くの仕事が確保でき、報酬単価のアップや効率良く稼ぐ技術が身につくというメリットを得られる検定です。
⑥Webリテラシー試験
出展:Web検定(ウェブケン)
この試験は3つのwebで必要な能力が標準として備わっているかどうか、を判断する社団法人が主催している資格です。
Webリテラシー試験はWebを構築する際、ディレクター能力、デザイン能力、webページで内容を紹介する能力に長けているかどうかを判断する試験です。
webライターとしては記事の内容を精査し情報をまとめる際に活用できる資格になるので、Webで記事を構成する際に必要最低限の知識があるかどうか?を判断する規準に値する資格となります。
あくまでもWebリテラシー試験は”基礎知識があるかどうか”の判断をする資格になりますが、webライターとして働く際の資格として十分に認められた価値の高いものとなります。
将来性については「webライターとしての知識を測るために必要最低限の資格」になりますので、webライターが作成する記事の品質安定に繋がることで大きなスキルアップが期待できます。
⑦文章読解・作成能力検定
出展:日本漢字能力検定協会
文章読解・作成能力検定とは、日本漢字能力検定協会が2013年にスタートさせた文章能力を測る検定です。
出題内容としては、わかりやすい文章作成のルールを学ぶこと、論理性を伸ばすことが主眼に置かれています。
2級~4級の検定があり、満点は200点で合格には70%程度の正解率が必要とされています。検定の実施時間は2級で90分、準2級~4級では60分です。合格した場合は合格証明書が発行され、履歴書やプロフィールで文章能力をアピールすることができます。
文章読解・作成能力検定の魅力としては、有名な日本漢字能力検定(漢検)を実施してきた協会による検定であることが挙げられます。未経験からwebライターを始めたい人にとって、文章でのコミュニケーション力や論理的思考を身に着けるために最適の検定だといえます。
初心者webライターのスキルアップにつながる講座・資格
つぎに初心者webライターのスキルアップにつながる「講座」をお話しします。これも収入アップには欠かせない知識となります。
⑧薬事法管理者講座
出展:薬事法有識者会議
とくに初心者のころから「薬機法」に抵触しないライティングができるとクライアントも安心で収入アップしやすいです。
この知識だけでも収入は2~3倍くらい軽く増えてしまい、中には10倍ほどの収入アップにつながった!というwebライターもいるほどです。
webライターが化粧品や健康食品などの広告のライティングを行う際には、法律に違反しない表現であることに注意を払わないといけません。過度な効果を謳った表現では法律違反のリスクが伴います。
薬事法管理者は、薬機法や景品表示法といった関連法規の知識を理解したうえで、広告やPRで適切な表現を行える能力を持っていることを証明できる民間資格です。受験するには薬事法管理者講座を修了して、さらに試験を受ける必要があります。
法令の知識と実際に現場で使える応用力を身に着けておくことで、適切な表現を使ったマーケティングができるようになります。法律で許容されている表現を使いながら、商品を魅力的に見せるのもwebライターにとって必要な能力です。
ほぼ確実にwebライターとしての信頼感アップ、受注の増加などにつながる資格です。
⑨編集・webライター養成講座
webライターとして活躍していきたいと考えている人におすすめな講座の1つが”編集・webライター養成講座”で、様々なカリキュラムがあるので自分に合ったものを選んで受講するすることができます。
多くの講座では編集やライティングに関する基礎知識を学び、応用として企画力や発想力を高めていく技術も身に着けることが可能。どのように文章にすれば読者をひきつけることができるのか、webライターとして活躍するためには文章力だけでなく文章の構成も学べるので有意義な講座です。
編集・webライター養成講座ではカリキュラムの中でしっかりと課題を行っていくことで、卒業後にすぐ活動できるようにサポートしてくれるのが魅力です。
卒業後のサポートなどもチェックして講座を選んでみてください。
⑩日本アフィリエイト協議会
出展:日本アフィリエイト協議会
依頼主は基本的にサイト運営をしているため、アフィリエイトのイロハを知っていることはwebライターとして貴重な存在になるものです。
そんなサイト運営やアフィリエイトの基礎知識を正しい方法で学べるのがこの協議会です。
私もセミナーと懇親会に出席した経験があります。会長の笠井さんとサシで腹を割って話してみましたが、思った以上に私たちのことを大事に考えてくれていました。
いずれサイト構築のスキルを身につけて独立をするときにも役立つ講座が開催されており、またwebライターとしてサイト運営を代行するときにも役立つスキルとなります。
思った以上に正しいアフィリエイトの知識を身につけている依頼主は少ないもので、この協議会の講座を受けていればワードプレスなどでサイト運営の代行をするときなどに正しいスキルで対応ができます。
またここまでにお話ししたwebライターやWEB技術を総合的に”正しいサイト運営”として発揮できるため、将来的に幅の広がるスキルを身につけることが期待できます。
基礎を身につけたら応用へ
ここまでにお話しした講座や検定で”基礎力”を身につけることができます。
しかしそれだけではただのスキルですので、基礎を身につけたら次は「応用」としてよりよい形に変えていくことで収入アップに直結していきます。
たとえば”主語+述語”を習っただけでは作文を書けないのと同じで、そこに修飾語や表現方法を取り入れないと作文として成り立たないというわけです。
その重要な応用部分を勉強するのに私がおすすめな方がこちら。
水原咲さんというWEBwebライターとして活躍されている女性で、もともとプロの職場で働かれていたという本物の技術をもつ現在フリーwebライターの方です。
私もこの水原さんの講座を聞いて「あ~なるほど」と感じたことで実践していますが、とくに長い文章の区切り方で大いに勉強になったので今でもライティング時のベースになっています。
水原さんの記事はとても読みやすく、そのテクニックを1から学べるため早い段階で収益につながります。
詳しくはこちら➝水原咲のライティング講座
初心者webライターのスキルアップにつながる検定・講座まとめ
もういちどまとめておきます。
検定・講座名 | 身につくスキル |
SEO検定 | 検索結果での上位表示につながる |
ビジネス著作権検定 | 法律違反を回避するために有効 |
日本語検定 | 正しく読みやすいライティングに効果的 |
WEBライティング技能検定 | 多角的にスキルアップをめざせる |
WEBライティング能力検定 | 多角的なライティング能力が身につく |
Webリテラシー試験 | 人権などを侵害しない文章が書ける |
文章読解・作成能力検定 | 検索意図を読み解くことにつながる |
薬事法管理者講座 | 法律に基づいた文章が書ける |
編集・webライター養成講座 | webライタースキル以外に編集能力も身につく |
日本アフィリエイト協議会 | サイト構成やアフィリエイトの全体像がわかる |
いずれの検定・講座にしても、依頼する側から好まれるものばかりです。収入アップだけではなく信頼にもつながりますのでwebライターとして活躍のできる範囲をより広げてくれるものです。
未経験でwebライターとしてデビューしたばかりのころはライティングだけで精一杯ですが、少しずつ慣れてきたらこういった検定や講座も考えてくのがおすすめです。
以上で終わりです。
\\収入アップにつながりやすい資格はこちら //
\\WEBライターの始め方について徹底解説はこちら //
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