未経験からwebライターを始めると「どんな文章を書けばいいの?」と思うはず。

実際に私が約10年前に、未経験からwebライターを始めたとき同じように悩んでいました。
そこでwebライターが書くべき文章について詳しくご紹介します。
- webライターはどんな文章を書けばいいのか
- webライターはどんな記事を書けば収入になるのか
そんな疑問を解消できる内容になっています。
Contents
webライターはどんな文章を書けばいいの?

自分が検索窓に文字を入力するときを想像してみてください。ネット通販で何かを購入するときでもいいし疑問に感じたことを調べるときでも。
どんなことに疑問を感じて、
どのような文字を入力して検索をしているのか?
これに対して答えを返す文章が「webライターが書くべき文章」です。
さらに具体的に、つぎの3つのポイントを掘り下げてお話しします。
- 経験のないことを始めるとき疑問を感じる部分
- 急なトラブルなどで早く解決方法が知りたいこと
- 興味をもつことに対してより知見を深めたいこと
いずれも、自分が検索窓に入力する場面を想像しながら読んでみてください。
①経験のないことを始めるとき疑問を感じる部分

例えばこれから新たな事柄をスタートするときに「そのやり方・コツ」などを検索すると思います。これに対して返事を返すこと。
経験がないので知識が浅い、この溝を埋めるための文章を見つけたいはず。
それに対して「答え」を返してあげるのがwebライターが書くべき文章です。
たとえば、これから新たに”ウォーキング”を始めようとしています。
あなただったら、どんな文章を求めて検索しますか?
その答えとなる部分を文章化して、わかりやすく解説してあげるのがwebライターの役目です。
「何もわからないから詳しい人に聞いてみたい」
この疑問を解消してあげて、その文章を読んだ方がもつ疑問解消につながる文章を提供する。
したがってあなたがその道に詳しいことが大事です。
今までに経験してきたことに基づいて、新規参入する人に詳しく教えてあげてください。
これが、どんな文章をかけばいいの?に対する重要な1つのポイントです。
②急なトラブルなどで早く解決方法が知りたいこと

仕事でもプライベートでも「急なトラブル」で解決策を知りたいときがあります。このような場面でも答えを返してあげること。
どうすればその問題を解決できるか?を文章化することもwebライターの仕事内容です。
たとえば、Windowsアップデートで急にパソコンの調子がおかしい‥
こんなときにどんな文章を探して検索をするか?
この場合には次のことを文章化していきます。
- どのようにパソコンの調子がおかしいのかを探る。
- その問題に対する解決方法。
これでパソコンが正常に動くようになれば、しっかりとwebライターの仕事を満たしたといえます。
その場面で必要な情報を先回りをしてライティングする、というのもwebライターの役目です。
③興味をもつことに対してより知見を深めたいこと

いま取り組んでいることで疑問を持つことがあります。知っているつもりでも疑問に感じたという場合に教えてあげること。
仕事でも趣味でもいいですが、さらに深く追求するときには壁にぶつかることが多いものです。
その壁を突き破って、より前に進む方法を文章として提供すること。
このような「知識を深める」といった執筆もwebライターの役目です。
カレーを作れるようになったけど、もっと味にコクや旨みを出したい。
このときに、どんな情報を知りたくて検索するか?
実際にカレーの作り方についていろいろ調べて実践してきて「コクや旨みの出し方には自信がある」という経験に基づいてコツを文章化する。
その記事内容を実践した読者が”カレーが本当においしくなった!”と思えば立派な文章です。
もちろんその道に精通していることが大前提。
自分が初心者のころどんな疑問を持ったか?という視点で考えてみる、これがポイントです。

問題を解消できる記事を「刺さる文章」と表現されることがあります。狭く深く情報を提供することで刺さる文章により近づけます。
webライター初心者から稼ぐスキルのついた推敲ツールをレビュー
webライターはどんな記事を書けば収入になるのか
依頼主の希望に沿った内容で、さらに他にない情報を提供する。
これを実践してみてください。
したがって収入につながる記事には、2つのポイントがあります。
- 依頼主の希望に沿った内容
- 他にない情報提供
この2点を少し深堀りして解説します。
①依頼主の希望に沿った内容

あなたの執筆した記事が収入につながるかどうかは依頼主の判断に掛かっています。依頼主が希望する記事を返してあげることです。
もっとも大事なポイントになりますので「依頼主=雇う側」の考え方は忘れてはいけません。
したがって依頼主が希望する記事作成、これをしっかりと実践していくことです。
ライティング依頼を受けると依頼主からこのような希望が出されます。
- 記事に必要なキーワード
- 想定する読者(ペルソナ:persona)
- ライティング法(PASONA・サンドイッチなど)
- 文末の表現(です・ます・フランク)
この依頼主から出される希望は千差万別ですが、最低でもライティングの基礎となる部分を抑えておくことでどんな依頼主にも対応できるようになります。
まずは「依頼主の希望に沿う」ことが収入につなげる重要なポイントです。
②他にない情報提供

すでに出回っている情報というのはほぼ収入につながりません。WEBライターは「一次情報」を書くことが収入につながります。
したがって”どんな記事でも書けばOK”というものではなく、まずはリサーチをして出回っている情報ではないか?をしっかりとチェックしておくことが大事です。
これも依頼側の視点で考えるとよくわかりますが、自分がお金を出して記事を依頼するときに
「似たような情報ばかりだったらどう思うか?」を抑えておくことが重要です。
とくにネット上で見つけた情報というのは、すでに出回っている証拠。
ネット上で掲載されていない情報は、図書館で調べたり自分の経験などに基づいて発信する。
これをしっかりと実践すれば収入につながる記事作成ができます。
この項目のまとめ

いくら記事を執筆しても収入につながらない、という初心者ライターも多いものです。しかしそれには必ず原因があります。
私自身も未経験からライターを始めた1人ですが、初心者のころはいくらライティングをしても却下(没)になることが多く収入につながらないものでした。
今では発注側として執筆執筆を依頼していますが、やはり初心者ライターになるほど文章力の乏しさが目立ち”収益につながらないだろう‥”と感じる方も多くいらっしゃいます。
ぜひ「依頼主の希望に沿った内容」「他にない情報提供」を踏まえた上で、しっかりと実践なさってみてください。
webライターで月収20万円を稼ぐために必要な3つのポイント
webライターの収入にならない文章・記事
webライターの収入にならない記事を具体的に3つ挙げてみます。
- 体験記事では個人的な感想、ノウハウ記事では一般論が書かれていない。
- 起承転結がグチャグチャ。
- 主語と述語の関係が保たれず文章として成り立っていない。
①体験記事では個人的な感想、ノウハウ記事では一般論が書かれていない

まずwebライターは「体験記事」「ノウハウ記事」を知っておくことが大事です。おもにこの2つがWEBライターが書くべき基本になります。
- 体験記事は、実際に商品を使ってみたり現場で感じたことを文章化。
- ノウハウ記事は、一般的に必要な情報を文章化。
このような違いをきちんと振り分けて、どっちの内容で記事作成をすればいいのか?を考えた上でライティングしていくことが重要です。
これが間違ってしまえば根本的におかしな文章になるため、非承認や没になって収入につながらない場合も思った以上に多くあります。
②起承転結がグチャグチャ

文章は「起承転結」に沿って書かれていないと読みづらいものです。
基本的な文章構成として起承転結に沿って構成を考えた上で、依頼主から「まず答えを書いて」という指示があればプラスして全体を考えていきます。
たとえばこのような感じ。
起承転結の基本構成は変わらず、指定があれば初めに「結」をプラスしてライティングします。
よくYouTubeでも見かける手法ですが、初めにクライマックスを見せておいて起承転結に従い話が進んでいくというマーケティング戦略です。
この場合はイレギュラーにはなりますが、起承転結はしっかりと保たれているので文章を読んでいても理解のできる構成になります。
したがって「起承転結」は基本部分として抑えておくことが収入につながる記事作成になります。
③主語と述語の関係が保たれず文章として成り立っていない

私も実際に依頼をしていて全く文章になっていないライターもたまに見かけます。日本語として意味が分からない文章です。
とくに未経験からスタートした初心者ライターに多いですが、経験してきたライターでもその人の感性などによって主語と述語の関係が違い”言いたいことが伝わってこない”という場合もあります。
もし依頼主に「文章がおかしい」と言われたら、まず主語と述語を見直してください。
あとは「~」の部分に名詞や形容詞をたくさん入れることによって、より詳しくその状況が伝わってくる文章が出来上がっていきます。
さらに成り立っていない文章として”頭の中身が文字になっていない”ということもあります。
人間が話す言葉をそのまま文字にすると、まず意味が分かりません。

つまり会話で使っている”言葉”というのは人間に備わっている「予知能力」によって理解できるもので、そのまま文章化してみるといかに予知をする力に長けているかがよく分かります。
つまり「主語と述語が抜けている」ことに気が付くはず。
したがってライティング時に画面の向こうにいる読者に話しかけながら書くのはおすすめですが、言葉をそのまま”文字化”すると意味が伝わらなくなるので注意が必要です。
これを防ぐには、記事を書き終えたら「読み返してみること(推敲)」がとても重要。
この過ちはまったくといっていいほど収入につながらないので、早急にでも自分の文章を読み返して「意味」が伝わるか?について考えてみることが大事です。
会話をそのまま文字化すると、とくに主語と述語が抜けていることを良くわかるはずです。
また「こそあど言葉」といって、つぎの4つにも注意が必要です。
- これ
- それ
- あれ
- どれ
ぜひ、じっくりと考えてみてください。
いずれの言葉にも「名詞」が入るのではないでしょうか?
この「こそあど言葉」を名詞に置き換えることも意味の分かりやすい文章になりますので、ライティング時に意識をしてみることが重要です。
【実例あり】未経験webライターが知っておきたいライティング7つのコツ
webライターはどんな文章を書けばいいの?まとめ

どんな文章をかけばいい?どんな記事が収入を得られる?についてまとめます。
webライターはどんな文章を書けばいいのか
「読者が知りたいことを書く」
- 経験のないことを始めるとき疑問を感じる部分
- 急なトラブルなどで早く解決方法が知りたいこと
- 興味をもつことに対してより知見を深めたいこと
webライターはどんな記事を書けば収入になるのか
- 依頼主の希望に沿った内容
- 他にない情報提供
webライターの収入にならない文章・記事
- 体験記事では個人的な感想、ノウハウ記事では一般論が書かれていない
- 起承転結がグチャグチャ
- 主語と述語の関係が保たれず文章として成り立っていない
これで「webライターがどんな記事を書けばいいか?」という疑問を解消できます。
あとはライティングテクニックを磨いて読みやすい記事作成を心掛けていくことで、より高い収入を目指せるwebライターへと登っていくことができます。
ぜひ実践なさってみてください。
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