未経験webライターがライティングをするときのコツをお伝えします。
- どんなふうに記事をライティングすればいいんだろう‥。
- 初心者でもわかるライティングの基本形が知りたい‥。
そんな疑問を解消できる内容となっています。

実際に10年ほどライティングをしてきたことで、まだ勉強中ではありますが多少なりとも実践で得た知識をお伝えできるかと思います。
未経験からのwebライター始め方として参考になさってみてください。
Contents
未経験者が知っておきたいライティングのコツ

ライティングといってもスタイルには様々なものがありますが、とくに未経験から始めた初心者webライターは”経験談”をライティングすることがもっとも多くなります。
よほどライティングのコツを掴めてきてスキルアップをすればメディア風な記事を書くここともありますが、まずは自分が体験したことをきちんと伝えることができるようにしておきたいところです。
ここではとくに”未経験webライターの基礎”となるライティングのコツをお話しします。
①記事の全体像を構成する

まず初めにやることは「全体の構成」です。ここでしっかりとした骨組みをしていなければ最後までグダグダのライティングになってしまうので要注意です。
「じゃあ記事の全体像を考えてください」
なんて言われてもさっぱり見当もつかないはずなので、全体像を構成するために「5W1H」を用いて考えるようにするときちんとした記事構成ができます。
全体像のコツ「5W1H」とは
- Who(だれが?)‥肌荒れが気になっていた私と妹が
- When(いつ?)‥1年前の夏ごろ
- Where(どこで?)‥ディスカウントストアで
- What(なにを?)‥天然成分たっぷりのオールインワンを
- Why(なぜ?)‥肌荒れ対策のために
- How(どのように?)‥購入して使ってみたらツルツルになった。
これは1つの例ですが、文章の”骨”となる部分が5W1Hによって構成されます。
たとえば2000文字指定の案件であれば、このような全体構成が一般的です。
このPDFを見てもらえたらわかるように、初めと最後に”導入文・まとめ文”を入れて文字数とともに全体的に記事構成をしていきます。
あとはこの骨組みに形容詞などを組み合わせたり情景を入れたりしながら、なるべく細かくその場面が想像できるように”肉”をつけていきます。
②記事や見出しのタイトルを考える

記事の見出しやタイトルを先につけてしまうwebライターもいますが、一般的には後に考えた方が伝えたいことが明確なだけライティング内容に沿ったものが出来上がります。
記事タイトルや見出しの考え方のコツ
- 記事タイトル‥全体を要約して伝えたいことを簡潔にまとめる。
- 見出しタイトル‥その段落で伝えたいことを要約してまとめる。
これはコツというよりも当然のことではありますが、さらに見出しに必要なのは”興味をそそる”という要素がとても重要なポイントになります。
記事や見出しタイトルを見て「読んでみたい!」と思えるような魅力ある内容にするには数をこなす必要がありますので、お手本として雑誌や書籍などのタイトルから学ぶのがコツとしておすすめです。
初めのうちは「そんな刺激の強いタイトルって大丈夫?」と思いがちですが、本屋さんの書籍と同じように星の数ほどある検索結果の中から見つけてもらうためには大げさなくらいがちょうどいいものです。
なかなか刺激の強いタイトルをつけるのは時間がかかりますが、思い切って目いっぱい衝撃的なタイトルを考えてタイトルをつけていくことがコツになります。
③相手が目の前にいるものと思ってライティングをする

ここまででライティングのほぼ8割は完成していますので、あとは骨組みや文字数に沿って記事内容をライティングしていくだけです。
「でも、どうやって肉付けをしたらいいの‥?」
なんて思うかもしれませんが、ここでのコツは”時系列”に話を考えながら目の前に聞いてくれる相手がいると思いながらライティングをしていけば思ったよりも楽に書くことができます。
記事内容のコツ
- 時系列で考えながら書く。
- 目の前に話し相手がいると思いながら書く。
私もライティングをしていて今でもブツブツと独り言をつぶやきながら書いてしまうのですが、どうすればこの気持ちを伝えることができるか?を考えながら書いていくとたぶんそうなります。
そこでもう1つのコツが”こう言えばどう思う?”ということ。
もし自分が言われて悪い気がしないか?どんな気持ちになるか?などを常に考えながらライティングをしていると、その経験が確実に力となってどんどん良質なライティングが出来るようになっていきます。
④ライティングした内容を推敲する

一通りライティングが終わった時点の記事が「ラフ」です。
この段階でそのまま納品してしまうとほぼ間違いなく低品質なものとなる可能性が高いので、絶対にもう一度見直して”推敲”をするようにしてください。
- キーワードに沿った内容になっているか?
- 検索意図を満たす内容になっているか?
- 独りよがりのライティングになっていないか?
できれば声に出して推敲をするのが好ましく、文章を読むのと声に出して読むのとでは推敲後の完成度に雲泥の差が生じるものです。
実際に声に出して読んでみると”おかしな文章”になっている部分が良く分かります。
⑤誤字脱字チェックをする

推敲の時点でもチェックできますが、できればさらに誤字脱字チェックをするのが好ましいです。
この誤字脱字チェックについてはWordの機能にある”校閲”を使ってもかなり精度の高いチェックができ、さらに日本語使い方までして気をしてくれるため簡単に作業を終わらせることができます。
誤字脱字チェックのコツ
・Wordの”校閲”機能をつかうと楽で助詞などの使い方などまでわかる。
たとえばWordの校閲では「つ・す」の使い方や、1文に2度の「~が」が使われていることなども指摘してくれます。助詞の連続など自分ではなかなか見落としづらい部分までチェックできるのでかなり便利です。
たとえば今の「見落としづらい」にしても「見落としずらい」と表現されている記事を見かけることがありますが、厳密にこの辺りまで校閲してくれます。
とくに未経験で初心者webライターのうちはこうしたツールを使うことでより単価アップにつながることもあるため、これからのwebライター業の武器として持っておくのも良い方法です。
⑥もう一度読み返してみる(推敲)

誤字脱字チェックが終わったら、ここで再び読み返してみるのが1歩抜きん出るwebライターへの道です。とくにおすすめなのは誤字脱字チェック後20分ほど時間をおいてから読み返してみることです。
初めてやってみたらビックリすると思いますが、さっき読んで推敲まで行ったライティング内容がまったく”別のもの”に感じるはずです。これは不思議ですのでぜひやってみてください。
誤字脱字チェック後のコツ
・最低でも20分時間をおいてから読み返してみる。
さっきまでの文章とは思えない感覚となることによって、さらにハッキリと検索意図を満たしているか?独りよがりになっていないか?などが明確に見えてくるはずです。
もし「本当に検索意図ってこれで合ってるの‥?」と思った時は、実際に検索をして上位表示されているウェブサイトを確認してみてください。そこには現在もこれから将来も「キーワードと検索意図の答え」が常に表示されています。
あれ?なんでこんな表現をしたんだろう‥といった場面も決して少なくはないので、ぜひこの作業も取り入れてライティングをやってみてください。
⑦さらに文章に厚みの出る言葉を考えてみる

ここまで出来ればいよいよ納品ですが、ここで最後の悪あがきをしてみてください。
単語を別の表現方法にできないか?同じ単語が多いので言い回しはほかにないか?などをチェックしておくことで、もしかすると今後の文字単価アップにつながるかもしれません。
最後の悪あがきのコツ
- もっと優しさのある単語で表現ができないか?
- 言い回しにトゲがないか?
- 思わず信頼感を抱けるような決め手になるポイントはないか?
- 刺さる言葉を置けるポイントはないか?
私であればよくこの段階で思いつくのが「刺さる言葉」です。
ライティング中には流れで書いていた文章も、よく読んでみたら毒茶に刺さるポイントがかならずいくつか存在するものです。どんな未経験の初心者webライターがライティングをした文章でも必ずあります。
この「刺さる言葉」にいちばんポイントを置いて眺めてみてください。
依頼する側の視点から考えてみても、この「刺さる言葉」をもっているwebライターには今後もライティングをして欲しい!と間違いなく思うものです。
刺さる言葉というのは、たとえばこの記事でいうと”こうすると収入を増やせます”ではないかと思います。その記事内容によって刺さる言葉は違うのでペルソナを思い浮かべながら考えてみてください。

まとめ
いかがでしたでしょうか。

ライティングについてはかなり奥が深いので、まだまだ言い足りないことはありますがまずは一般的な記事を書けるよう7つのポイントをお話ししてきました。
未経験からwebライターを始めるときにもっとも苦労するのがこのライティングです。
初めは誰でもこんな感じです。
- 記事を書くってどういうこと‥?
- いざ真っ白な画面に向かってもどんなことを書けばいいのかさっぱり‥?
- ライティングの概念がわからないとムリ‥。
実際に自分も同じ経験をしてきたからこそ、その気持ちが痛いほどよくわかります。
ここでお伝えした内容ではまだ不足ではありますが、なんとな~くでもライティングというものについてイメージができたのではないでしょうか?
ぜひ参考になさって、あとは”数稽古”でwebライターレベルをアップさせていきましょう!
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